久々に鹿解体した(背ロース)
こまブロガーのみなさんこんばんは。
今日は久しぶりに鹿を解体したので、背ロースについて書いていきたいと思います。
背ロースは鹿の部位の中でも1番有名で高価な部位です。鹿の味も楽しめ、柔らかいので鹿を初めて食べる人にもおすすめです。
背ロースは膜を剥いだあと、背骨に沿って切り込みを入れ、上部分に真横に切って引っ張るとぶちぶちとれます。それぐらい柔らかいってことです。
背ロースって竜宮の使いぽいなと見るたびに思います。
背ロースが取れたら、まずは魚の皮を剥ぐようにして筋をとります。
この時に、黒い部分や明らかに不味そうな部分は切ってしまいましょう。もったいないと思うかもしれませんが、鹿1頭獲るとかなりの肉の量になります。まずい部分を食べると鹿が嫌いになって食べたくなくなります。しっかりトリミングをして、鹿を美味しく食べましょう。私の尊敬していいる師匠からの教えです。
裏側にも少し筋がありますが、そこまで気にならないのでとらなくてもおいしく食べられます。
背ロースをひと口ぐらいにカットして、塩、ニンニク、オリーブオイルで下味をつけます。
とても綺麗な赤色ですね。
このまま焼いても美味しいのですが、今日は竜田揚げにします。生姜と醤油を加え、片栗粉をまぶして揚げます。
結論から言うととても美味しかったです!ビールとかのあてにも良さそうです。鹿ならではの柔らかさ!鹿は牛に近いと思いますが、牛はこの柔らかさは出せないので鹿を活かした料理ができたと思います。しっかり揚げるのも美味しいですが、いい感じ(運)にあげるとめちゃくちゃ柔らかいのでびっくりしました。
昔は鹿刺しといって柔らかい生の背ロースをワサビ醤油で食べていたらしいです。が、鹿を生で食べるのは病気になる可能性があるので、絶対にやめましょう!