はじめての胃カメラ
胃カメラってめっちゃしんどいらしいとは聞いていたけど、めっちゃしんどかった。
腹痛がひどく、血液検査や尿検査やエコー検査をしても異常なし。しかし腹痛は続く、私としては痛み止めをもらえたらその場はしのげると思っていたが。
看護師さんから突然の「胃カメラの同意書です」
「え」
「医師から聞いてないですか?」
「聞いてないです...」
胃カメラの説明ともしも何かあればその場で処置しますという同意書にサインしながら...色々検査してもなにもなかったし胃カメラってしんどいって聞くし断れないのかな...と思っていた。
「胃カメラは初めてですか?」
「はい」
「胃カメラは首に麻酔するのでそんなに痛くないですよ〜」
「首の麻酔は痛くないのですか」
「ゼリーを塗るので麻酔自体は痛くないです」
この時の私は胃カメラに不安を覚えながらも、首に注射するのかと思ったら、ゼリー塗るだけやん楽勝やんと思っていた。(甘すぎる)
医師も登場し、
「悪いとこないか見とこうね〜」
「はい(胃カメラ嫌だなぁ)」
そして胃カメラ室に向かう。
看護師さんが代わり、「胃の中を見やすくするためにこれ飲んでくださいね」
と紙コップ1杯の塩味の飲料を渡された。あんまり美味しくない。
「胃カメラってしんどいですか」不安なので別の人に聞く。
「何か食べましたか?」
「ゼリーとおいもを少し」
「うーん」
安心できる回答は返ってこなかった。
このおいものせいでしんどいことになるのだが、この時はまだわからなかった。
あとで調べてみたら胃カメラの時はその日は絶食するらしい。
「麻酔のジェルを5分間くちに含んでください」ジェルを首の皮膚に塗るものかと思っていたが内側だった。
プリン風味だったがまずい。
「首にスプレーの麻酔しますね」
ブシュッ まずいいいしかも首がきりきりする。ブシュッ
2回目で吐き気を催し吐いた。
看護師さんが背中をさすってくれた。
吐いたことで若干スッキリして胃カメラのベットに転ぶ。
「喋ったら痛いから声ださないでね」
「よだれはだらだら流しといてくださいね」とおけがおかれ紙エプロンをする。そして猿ぐつわのようなものをつけられる。そして黒いチューブが遠慮なしに口に入ってくる。おええええ!!無理無理無理おえええ!!そういうプレイだと思って乗り切った。
「息は鼻で吸って吐いて!ツバは飲み込まないで!」
胃までかなっと思ったら大腸も見ていく。その道中に胃に張り付く黄色い物体が!(おいも)
「イカでも食べたのかな」
((((おいもです!!!))))喋れないのでてをあげて抗議する。
「すぐ詰まっちゃうな〜」
内視鏡から水がどばどばどば。
水が胃の中に直接注ぎ込まれる不思議な感覚。
大腸小腸もクネクネしてどんどん突っ込んでいく。胃ぐらいかと思ったのでしんどかった。始まる前に何分ぐらいか聞けばよかったと後悔した。時計もないので時間は分からないが、とても長く感じた。あと胃カメラの映像は本人も見ることができるのだが、「早く終われ!!!」と思っていたのでそれどころじゃなかった。おしりの穴の裏側まではいったとおもう*が見えたし。
「うーん何にも悪いところはないですね。これで終わりましょう。院長〜」
(((((院長呼ぶ前にはやくこれ抜いて)))))
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胃カメラで消耗しすぎて、腹痛の方が軽く感じられた。
結局原因は解明されず、痛み止めをもらって帰った。(やっぱり胃カメラ必要なかったやん)
おしまい。